大量搬送バージョン(ドロッパー2つ使用) |
水流式アイテムエレベーターとは?
アイテムの浮力を利用し、水のタワーで運ぶシステムです。水泡アイテムエレベーターとも、ソウルサンドアイテムエレベーターとも呼ばれています。
水中のアイテムは自然と浮きますが、ソウルサンドから発生する『水泡』を利用することで浮力が増加し、アイテムは勢いよく上昇します。これを利用したのが水流式アイテムエレベーターです。
※Minecraft Java Edition バージョン1.13【水のアップデート】で『水泡』が実装。バージョン1.12以前も水流式アイテムエレベーターは存在したが、アイテムの上昇スピードはゆっくり。
※Minecraft Java Edition バージョン1.13【水のアップデート】で『水泡』が実装。バージョン1.12以前も水流式アイテムエレベーターは存在したが、アイテムの上昇スピードはゆっくり。
今回紹介する水流式アイテムエレベーターの特徴及びポイント
- 一度にたくさんのアイテムを運ぶことが可能。
- 構造は至ってシンプル。
- アイテムを投入するドロッパーを複数利用
- 流れてきた大量のアイテムをホッパーで詰まらせない仕組みを追加。
- 大量搬送(基本の2倍)できる水流式アイテムエレベーターも解説。
水流式アイテムエレベーターの作り方(基本)
水流式アイテムエレベーターの基本構造は、水のタワーとアイテムを投入するドロッパー及びクロック回路、アイテムを回収するホッパーとラージチェスト部分に分けられます。
水のタワー部分の作り方
水を入れる前と後の画像
- 水ブロックを設置する位置の一番下に、ソウルサンドを置く
- ドロッパーをソウルサンドの上の面に向け設置
- 四方をガラスで囲う
- ガラスの柱の中に入って1ブロックづつ水を設置する
水を隙間なく設置してあれば、水泡が浮いてきます。隙間(水流)があった場合は、浮き上がってくる水泡の数が少ないです。
アイテムを投入するドロッパー及びクロック回路
ラージチェストとドロッパーを繋ぐ
ホッパーによるアイテム搬入路は2列です。
ドロッパーは2tickで1個のアイテムを排出する事ができるのに対し、ホッパーは4tickに1個のアイテムを送り出します。(1tickは0.1秒)
ホッパーのアイテム搬入路を2列にすることで、ドロッパーの排出速度と釣り合います。
ドロッパーは2tickで1個のアイテムを排出する事ができるのに対し、ホッパーは4tickに1個のアイテムを送り出します。(1tickは0.1秒)
ホッパーのアイテム搬入路を2列にすることで、ドロッパーの排出速度と釣り合います。
クロック回路について
- ドロッパーの隣にコンパレーター、コンパレーターの先にリピーターを設置
- 写真のように、コンパレーターのクロック回路を設置し配線をする
- コンパレーターを右クリックし、減算モードにする
コンパレーターを使ったクロック回路は最速で、ドロッパーの搬出サイクルと同じです。
ドロッパーへのアイテム搬入路が1列の場合は、リピーターを追加することで、クロックのタイミングを遅くすることが可能です。
※詳しくは、色々なクロック回路を紹介(オリジナル)『コンパレーターを使ったクロック回路』を御覧ください。
ドロッパーへのアイテム搬入路が1列の場合は、リピーターを追加することで、クロックのタイミングを遅くすることが可能です。
※詳しくは、色々なクロック回路を紹介(オリジナル)『コンパレーターを使ったクロック回路』を御覧ください。
アイテム収納部分の作り方(ホッパーに吸い込まない問題を解消)
水のタワーの最上部とラージチェストへアイテムを収納するところ
- 水のブロッグの上には、アイテムが飛び出さないようにガラスブロックで蓋をする
- 水流に面しているホッパーの吸込口は1つ
- 水流に面したホッパーのノズルは横のホッパーへ向いている
ドロッパーの排出サイクルは最速なので、収納もドッパー2つ必要になるが、落ちているアイテム(エンティティ化されたアイテム)の場合は、スタック単位で吸い込むので、1つ口で間に合います。(吸い込むホッパーが2つだとばらつきが出て、片方が詰まりやすい)
ホッパーに吸い込まれると、アイテムは1個単位の送り出しになります。ノズルを横に向けることで、横のホッパーへ送り出すアイテムと、下のホッパーが吸い込むアイテムの2通りになるので、ボトルネックにはなりません。
・ラージチェストにノズルを向けホッパーを設置する
・左隅向こうのホッパーは手前のホッパーにノズルを向ける
・ラージチェストの上にホッパーを置く
・ラージチェストにノズルを向けホッパーを置く
・左隅のホッパーのノズルは隣のホッパーに向ける
ホッパーに吸い込まれると、アイテムは1個単位の送り出しになります。ノズルを横に向けることで、横のホッパーへ送り出すアイテムと、下のホッパーが吸い込むアイテムの2通りになるので、ボトルネックにはなりません。
水路を延長する方法
アイテムを水平に運ぶ場合
水をバケツ汲みに溝に置く(水源)と、隣7ブロック分が水流になる。(水源を含めて流れのテクスチャーは8ブロック分)
水路を延長するには、下のブロックを氷塊または青氷に置き換え、側面に看板を設置する。ブロックの表面が滑るのでそれまでの勢いでアイテムが移動する。
水路を延長するには、下のブロックを氷塊または青氷に置き換え、側面に看板を設置する。ブロックの表面が滑るのでそれまでの勢いでアイテムが移動する。
アイテムを上または下に運ぶ場合
アイテムは水源ではゆっくり浮かぶ。(中)下向き水流では沈む。(左)底にソウルサンドを設置すると泡が出て、アイテムは勢いよく上昇する。
アイテムを上に運ぶ場合は、筒状になった水路をすべて水源にして、底にソウルサンドを設置する。
※アイテムの入り口は氷塊または青氷と看板を使用。
※水流に昆布を設置すると水源になるので、バケツで一つ一つ置くより簡単。
アイテムを下に運ぶには水路の一番上だけを水源にとし、下向きの水流を作る。
アイテムを上に運ぶ場合は、筒状になった水路をすべて水源にして、底にソウルサンドを設置する。
※アイテムの入り口は氷塊または青氷と看板を使用。
※水流に昆布を設置すると水源になるので、バケツで一つ一つ置くより簡単。
アイテムを下に運ぶには水路の一番上だけを水源にとし、下向きの水流を作る。
水流式アイテムエレベーター(大量搬送バージョン)の作り方
大量搬送バージョンですが、改良したことは次のとおりです。(但し実用性は限られる)
- ドロッパー&ラージチェストを2個づつ(2倍)にした。
- ドロッパーのアイテム投入口を水路に移し、タワーの最下部へ流し込む仕組みにした
- アイテム回収のドロッパーを変更
水のタワー下部の作り方
ドロッパーを設置する場所を水路にしました。これにより、アイテム投入用のドロッパーを、いくつでも設置することができます。
その為、氷塊またはバージョン1.13から追加された青氷が必要です。
その為、氷塊またはバージョン1.13から追加された青氷が必要です。
アイテムを投入するドロッパー及びクロック回路
水路へ移動させたことにより、設置スペースに余裕ができたので、説明する配置は一例と思ってください。
- 水路をガラスブロックでつくる
- ドロッパーは2つ並べ、ドロッパーにノズルを向けて左右にホッパーを設置
- その上にドロッパーを4つ並べ、更に上にラージチェストを2つ並べる
- 向かって、右のドロッパーの前に水ブロック(水源)を設置する
- ドロッパーの前の水ブロック(水源)の上と、その隣にガラスブロックを設置する(アイテムが飛び散らないようにするため)
クロック回路は、コンパレーターごとに設置しています。
ドロッパー隣のコンパレーターの先をパウダーでなくブロックにすることで、クロック回路同士が干渉しないようにしています。
ドロッパーが空になるとトーチが点灯し、コンパレーター下のブロックは常に動力源化します。すると、クロック回路のOFF信号は無効になりドロッパーは停止します。
ドロッパー隣のコンパレーターの先をパウダーでなくブロックにすることで、クロック回路同士が干渉しないようにしています。
ドロッパーが空になるとトーチが点灯し、コンパレーター下のブロックは常に動力源化します。すると、クロック回路のOFF信号は無効になりドロッパーは停止します。
アイテム収納部分
ドロッパーが2つになったことで、収納する能力も2倍必要になりました。今度は吸込口が1つでは間に合いません。
理屈では基本の吸込口2つで足りますが、偏りが出てしまうと詰まってしまうので、基本の吸込口の仕組み2つ+1つにしました。
(写真の向かって左の列が+1つ分です)
理屈では基本の吸込口2つで足りますが、偏りが出てしまうと詰まってしまうので、基本の吸込口の仕組み2つ+1つにしました。
(写真の向かって左の列が+1つ分です)
作り方
・左隅向こうのホッパーは手前のホッパーにノズルを向ける
・ラージチェストの上にホッパーを置く
・ラージチェストにノズルを向けホッパーを置く
・左隅のホッパーのノズルは隣のホッパーに向ける
・ガラスの水路を作り水を流して完成
集めたアイテムを振り分ける仕組み
※必ずしも必要な仕組みではありませんが、覚えておくとお得です。
アイテム投入にはドロッパーを2個使うので、アイテム搬送路のドロッパーは4列必要になります。平均的にアイテムを送り出すのには、一度ラージチェストに集めた方が良いのですが、ラージチェストからアイテムを取り出すのにはドロッパー2つ(搬送路2列)が限界です。
対策として、ホッパー付きトロッコを4つのブロックを跨ぐように設置することで、ホッパー4つ(搬送路4列)にすることができます。
(写真の真ん中の部分。ラージチェスト1個に収めたアイテムを4つのホッパーに振り分け2つのラージチェストに入れています)
・階段ブロックを真ん中に窪みができるように置く(一辺はない)
・ブロックとレールを置き、ホッパー付きトロッコを窪みの中に落とす
・ホッパー付きトロッコがまっすぐになるように後ろから押す
・トロッコの上に階段ブロックを上付きで設置する
※写真のように補助のブロックを置くと階段ブロックを設置しやすくなる。なお、補助のブロックは階段ブロック設置後、取り除く。
・ラージチェストを設置して完成
アイテム投入にはドロッパーを2個使うので、アイテム搬送路のドロッパーは4列必要になります。平均的にアイテムを送り出すのには、一度ラージチェストに集めた方が良いのですが、ラージチェストからアイテムを取り出すのにはドロッパー2つ(搬送路2列)が限界です。
対策として、ホッパー付きトロッコを4つのブロックを跨ぐように設置することで、ホッパー4つ(搬送路4列)にすることができます。
(写真の真ん中の部分。ラージチェスト1個に収めたアイテムを4つのホッパーに振り分け2つのラージチェストに入れています)
作り方
・チェストにノズルを向けホッパーを並べる
(左の写真は途中で、チェスト側から見て向こうの真ん中は左右を向いている)
(左の写真は途中で、チェスト側から見て向こうの真ん中は左右を向いている)
・階段ブロックを真ん中に窪みができるように置く(一辺はない)
・ブロックとレールを置き、ホッパー付きトロッコを窪みの中に落とす
・ホッパー付きトロッコがまっすぐになるように後ろから押す
・トロッコの上に階段ブロックを上付きで設置する
※写真のように補助のブロックを置くと階段ブロックを設置しやすくなる。なお、補助のブロックは階段ブロック設置後、取り除く。
・ラージチェストを設置して完成
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